人生で初めて購入した香水って、思い出深くないですか?
昔々、私が初めて購入した香水はボディショップのものでした。
当時ボディショップは日本にも上陸していたようですが、その存在を知らなかった私が訪れたニュージーランドでボディショップに出会い、外国っぽさがプンプンする商品に心ときめかせたのを今でも昨日のように思い出します。
その時に購入した幾つかの香水は、今では全て廃版になってしまいましたが、今でももう一回着けたいなあ、とよく思います。
その一つが、こちら。
Fuzzy Peach Oil by The Body Shop
ファジーピーチ by ボディショップ
もぎたてのジューシーで甘い桃の香りがたまらないんです!
私にとっては青春の香りです!笑
オイルだから香りの持続も素晴らしく、何度もリピートしました。
いつの間にかなくなってしまって… プリーズカムバーック!
と思って見てみると、こんなFacebookグループが。
Bring back Body Shop Fuzzy Peach oil
ボディショップのファジーピーチの復活を願う!
500人以上フォローしてるってことは、やはりファンが多かったのね。
しかし廃版になって手に入らないので、そっくりさんを探していて見つけたのがこちら。
Fuzzy Navel by Demeter Fragrance
ファジーネーブル by ディメーター
Fuzzy Peach, Fuzzy Navelと名前もそっくり!
フレグランスノートはいたってシンプル。
桃、ウォッカ、オレンジの3つです。
持続性 | ★★☆☆☆ |
拡散力 | ★★☆☆☆ |
プチプラ度 | ★★★★☆ |
ジェンダー | 女性☆★☆☆☆男性 |
香りの特徴 | ピーチ、ピーチ、ピーチ |
実際の香りはというと、これもまさにピーチ!そのものでした。
もぎたての桃なんですが、ボディショップに比べるとあっさりしていて、少し尖ったシャープな香りに仕上がっているのはウォッカの影響でしょうか。(気のせいかな)
あまりオレンジは感じられず、もぎたての桃が主張します。
この手の香りは長続きしないので、1時間程度かなと思いきや、意外と3~4時間しっかりとフレッシュでジューシーな桃の香りが楽しめました。
そっくりさんとしていい線行ってるんですが、ボディショップのファジーピーチはもっと濃厚で熟した甘めのねっとり感のある桃の香りだった記憶があります。
さて、よく見かけるこのブランド、Demeterってどんな香水なのかしら、と思って調べてみると…
1996年にニューヨークで生まれた香水で、日々の身の回りの香りを、纏える香りにしてボトルに詰めることをコンセプトにスタートしたそう。
Demeterの香水は時間と共に香りの変化しないシングルノートで、最初に発売した香りには「Dirt(土)」「Grass(草)」「Tomato(トマト)」などがあるそう。
土とか、トマトとか、非常に気になりますね。是非試してみたい!
ちなみにクリントイーストウッドとケイトモスは「Dirt(土)」を愛用していたとか。
Demeterのサイトのベストセラーを見てみたんですが、
Thunderstorm(雷雨)
雷雨ってどんな香りがするのぉーー。
気になるーー!
Kitten Fur(子猫の毛!?)
15年間(!)の試行錯誤の末に、子猫の温かみと心地よさを感じる、あのモフモフした「子猫の首の後ろ」の香りを再現するのに成功したとか…(ねぇ、本気で言ってるー?笑)
しかもなんと!発売直後あっという間に全世界でベストセラーとなった一本らしい。驚。
Funeral Home(斎場…)
このテーマを選んだ人を表彰したい。
とにかく想像を絶する香りのセレクションよ…
「日々の身の回りの香りを、纏える香りにしてボトルに詰める」まさにそのまんまだな!
ここまでくるとあっぱれです。
このマニアックさがたまりませんね。
実店舗に行って、端から端までテスト嗅ぎしたい!!
以上、相変わらず話の脱線が酷いですが、ボディショップのファジーピーチのそっくりさん、ディメーターのファジーネーブルのレビューでしたw
ボディショップ様、ぜひファジーピーチの復活を!!